初めての写真アプリで、手軽に素敵な写真が撮れてしまうのが楽しくて楽しくて、さまざまなフィルターをかけては、スマホで写真を撮り歩いています。
スマホの写真アプリでの撮影は、きれいな景色を撮るのもいいし、グっと近づいて、食事やスイーツ、アクセサリーなど身近なものを、普段と違った雰囲気に撮ることができて、しかも、それをすぐにSNSなどにアップして共有できるのも魅力的です。
でも、ふと思ったのです。「アプリの存在を知る前に、普通に撮ってしまった写真を、いまさらながら、アプリで撮ったようにかわいく加工したりはできないものだろうか」と。
パソコンで使うような、画像処理ソフトとはいかないまでも、アートフィルターやフレームなどを利用できるアプリがあったらいいなと思い、さっそくGoogle Playで探してみると、写真アプリ同様に果てしない数……。
いくつか気になったものをダウンロードしたなかで、オススメしたいアプリを3つご紹介します!
Color Splash FX
〜撮った写真がモノクロームに変身
Color Splash FXは、その名の通り、写真の「色」で遊べるアプリです。
アプリを起動し、端末内に保存した画像を選ぶと、カラーの写真はモノクロ化されて表示されます。それだけでも自分が撮ったはずの写真から印象がガラリと変わって楽しいのですが、Color Splash FXではさらに、一部分だけをカラーにしたり、好きな色を塗ることもできます。
操作は簡単で、色を変えたいところや、塗りたいところを指でなぞっていくだけ! 指で塗る際に、ぼかしや色の透明度、線の幅などを変えられるので、思いのほか細かい作業ができます。強調したいところだけをカラーにしたり、まったく違う色に塗り替えたフルカラーにするなど、絵を描くような感覚で、自分の写真を変身させることができ、とっても楽しいですよ!
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既に撮影済みで、端末内に保存している画像を選べるのはもちろん、アプリを起動してから撮影することもできます。選んだ写真は、モノクロのフィルターがかかった状態で表示されます |
下段、左から2番目のカラーパレットを選択し、指でなぞるとその部分が元の色になります。右から2番目の青く表示されているパレットでは、好きな色を選ぶことができ、その色で塗ることができます |
「Color Splash」は、色を自由に変えることのできる通常モードですが、レントゲン写真のようなフィルター「X Ray」が使えます。それ以外のフィルターは有料版149円を購入すると使えるようになるので、このアプリが気に入ったら、有料版をダウンロードするのもいいかもしれませんね! |
PicsArt - 写真スタジオ
〜バラエティ豊かなエフェクトの数々
PicsArt - 写真スタジオは、トイカメラ風や古い写真風など、さまざまに写真の色味を変えたり、写真の上にキラキラと光るネオンのようなマスクを重ねたり、吹き出しや文字を載せたり、さらには絵を描いたり、フレームを付けたり、一部分だけ色を変えたりと、ボリュームたっぷり、さまざまに写真の加工ができるアプリ。彩度や色相の調整、トリミングをすることも可能です。このアプリひとつで、写真加工のほとんどが網羅できるといっても過言ではないほど、たくさんのことができます。
各エフェクトは、画面上でプレビューしながら作業ができるので、加工後のイメージもしっかりと確認することができ、想像以上の数のエフェクトがあるので、写真が変化していく過程も楽しめます。
そして、このアプリのすごいところは、カメラアプリとしての側面も持ち合わせているところ。モノクロやセピア調の写真を撮ることもでき、ISO感度の設定やホワイトバランスの調整も可能で、シーンモードも24種類搭載されています。
撮って遊ぶもよし、撮った写真で遊ぶもよし。超オススメの万能アプリ。初めての画像処理アプリにピッタリです!
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起動時の各項目の通り、このアプリではたくさんのことができます。写真を撮ることも、加工することも、さらには絵を描くこともでき、共有したり、他の人が加工した写真を見ることのできるSNSとしての面も持ち合わせています |
選べる「エフェクト」はその数80超! 好みのものを選んで、エフェクトをかけるだけでも十分に写真の雰囲気を変化させることができます |
「マスク」の項目にある「Bokeh(ボケ)」には、開放絞りで撮った際の背景の点光源のような、さまざまな光のマスクがあり、これを写真に載せるだけで、なんとも不思議な雰囲気になります |
TouchRetouch Free
〜あったはずのものが消える!?
TouchRetouch Freeは、これまで紹介したふたつのアプリとはちょっと違った特殊なアプリです。
撮った写真に写っているものを選んで、その被写体を写真上から消すことができちゃうんです。誰もいない静かな景色を写したつもりが、人が入ってしまった……という場合には、写ってしまった人を選択して消すことができます。
“失敗してしまった写真を修正する”という使い方だけでなく、この機能を逆手に取って、面白く、不思議な作品に仕上げることもできます。例えば椅子の上に立っている人を撮った後、椅子を消してしまえば、まるで宙に浮いているかのような写真にすることが可能です。
操作はとっても簡単で、写真を拡大、縮小しながら、消したい被写体を選択(選択した部分が赤くなります)して、スタートをタッチするだけ! チュートリアル動画を見ることもできるので、すぐに使えるようになりますよ。
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東京の新しい観光名所、スカイツリー。634mの巨大な塔は、青空のなかに映え、巨大建造物独特のオーラと存在感があります |
そんなスカイツリーを、指でなぞっていき、赤くハイライトします。指でなぞるときには、最大で800%まで拡大ができるので、すみずみまでこまかく選択できます |
選択し終えたら、下段、右から2番目の「START」をタッチ。しばらく待つと……スカイツリーが見事に消失し、青空の写真になってしまいました! |