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東京国際映画祭で上映『ドルフィン・マンVR』の予告編VR動画。4Kで映し出される深遠なる海中

映画祭ではVRゴーグルを用いて鑑賞!

『ドルフィン・マンVR』予告編

10月25日~11月3日まで開催される第30回東京国際映画祭。28日には特別招待作品『ドルフィン・マン ~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ』の公式上映にあわせて、同映画祭では史上初となるVR作品『ドルフィン・マンVR - DIVE』が上映されることも話題になっている。

『ドルフィン・マン ~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ』は、リュック・ベッソン監督の映画『グラン・ブルー』のモデルにもなった、フランスのフリーダイバー、ジャック・マイヨール氏の生涯に迫った長編ドキュメンタリー作品。WOWOWがギリシャ、フランス、カナダなどのプロダクションと国際共同制作したもので、『グラン・ブルー』で主人公を演じたジャン=マルク・バール氏がナレーションを担当。映画祭で上映後の11月26日には、WOWOWでの放送も予定されている。

『ドルフィン・マンVR』は、いわばこのドキュメンタリーのスピンオフ作品とも言えるもの。映画祭では制作された3本のVR作品のうちのひとつ、『DIVE』が上映される予定だ。会場となるTOHOシネマズ 六本木ヒルズには、クリーク・アンド・リバー社から提供されるVRゴーグル「IDEALENS K2+」が50台設置され、観客はこのVRゴーグルを通して作品を鑑賞するという。

現在、YouTubeの東京国際映画祭チャンネルでは、『ドルフィン・マンVR』の予告編がVR映像で公開中。予告編なので映像は断片的ではあるが、4Kで撮影された海中の映像はどこまで美しく、イルカやクジラの鳴き声も耳に迫ってきて、引き込まれるものがある。『ドルフィン・マンVR』には、現在世界トップのフリーダイバー、ウィリアム・トゥルブリッジ氏が出演。身体ひとつで水深100メートルに挑む、彼のフリーダイビングの様子も360度カメラで撮影されている。予告編でもほんの少しだが、その様子を見ることができる。貴重な映像をぜひ体感したい。

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太田百合子

レビューする商品がついつい欲しくなってしまい、ちっともお金が貯まらない物欲デジモノライター。

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