今春から新しい生活が始まる新社会人の皆さん、新入学生の皆さん、そしてこれから新生活が始まるすべての皆さん方が、新生活に備えて検討するのがPCの購入だろう。社会人になれば仕事でPCを使うことも多いし、プライベートでもPCならより効率良く情報を収集できる。PCがあるのとないのとでは社会人生活の快適さが大きく変わってくる。学生だって同様だ。レポートをPCで作成したり、サークル活動でPCを使ったりと、PCがあればより充実した学生ライフを送ることができる。しかも学生にとっては就活対策にも重要なものだ。
そんな、PCを欲しているすべての皆さんに紹介したいのが、モバイルPCである。家で通常のPCとして使えることはもちろん、持ち歩くことができ、どこででも使うことができる。しかも最新のモバイルPCはどれもかなり高い性能を持っているので、3Dゲームをバリバリ楽しみたいとか、CGで映画を作りたいとかいうことでもない限り、性能に不足を感じることもまずない。今のモバイルPCは結構万能なのだ。
一方でモバイルPCは、デスクトップPCのように「ハイスペックでさえあればいい」というわけではない。サイズ、重量、形態、バッテリ駆動時間、ペンをはじめとするオプションの有無など、自分の用途にフィットした機種を探すのが重要だ。
富士通のモバイルPCラインナップは、超軽量、高スタミナ、スタイラスペン対応、防水・防塵対応など、多種多様な特長を持ったラインナップが揃っており、しかも直販サイトで自分の望むスペックにカスタマイズできる。この記事を読めば、自分にピッタリの機種、スペックが見つかるはずだ。
モバイルPCは大きく2種類
クラムシェルタイプと2 in 1タイプ
モバイルPCには、クラムシェルタイプと2 in 1タイプの大きく2種類がある。クラムシェルタイプは、液晶とキーボードが一体になっていて、折りたたんで持ち運べるノートPCのことだ。2 in 1タイプは、液晶とキーボードが脱着式になっていて、液晶部分をタブレットとしても使える。このタイプは、2Wayタブレットなどいろいろな呼び方で呼ばれている。
前者のクラムシェルタイプは、2 in 1タイプよりも性能面で優れていることが多く、より快適に、よりハードに使いたい人に向いている。一般的に、USBポートや映像出力などのインターフェースもより充実しており、拡張性が高い。そのほか、十分なキーストロークを持つキーボードを搭載していて、キー入力が快適なものが多い。ビジネス資料やレポートの作成など、自宅や職場ではもちろん、外出先でもしっかりとPCを使いたい人に最適なのがクラムシェルタイプだ。
一方の2 in 1タイプは、使う場面に応じてノートPCとして使ったり、タブレットとして使ったりできる柔軟性の高さが特長のモバイルPCである。たとえば、キーボードを外せば完全なタブレットとして使えるので、家で寝転がりながら使えるし、電車で立っているときなど、ノートPCを出しづらい場所などでも気軽に取り出して使うことができる。ペン入力に対応している製品も多いので、打ち合わせのときに画面上の資料に手書きで文章や図を書き込むこともできるし、学生なら写真撮影がOKの講義などで黒板を写真で撮って、さらにそこに手書きでメモをとるなんてこともできてしまう。その高い柔軟性を生かして、いろいろなことに使いたい人に最適なのが2 in 1タイプだ。
全方位死角なし!最軽量モデルから防水モデルまで
すべてを網羅した充実のラインナップ
富士通のモバイルPCは、クラムシェルタイプが2シリーズ7製品で、2 in 1タイプが3シリーズ3製品の、計5シリーズ10製品ある。製品ごとに細かい違いはあるものの、シリーズの違いが用途の違いになっているので、大きく4種類あるのだと思ってもらえばよい。では、各シリーズはどういった用途を想定しているのか。製品の紹介を行う前に、まずはシリーズ毎の特長を見てみよう。
以上が、各シリーズの簡単な紹介である。富士通のラインナップはどれも高性能で、スペックが各シリーズであまり変わらないので、軽いのはこれ、光学ドライブも必要ならこれ、ノートPC寄りの2 in 1ならこれ、タブレット寄りの2 in 1ならこれ、という具合に性能面をあまり気にしないで単純に用途で選べるところが良い点だ。
シリーズ毎の方向性が分かったところで、各製品を見てみよう。下の表が、各シリーズの大まかな特長を一覧にしたものだ。
シリーズ | UH | SH | RH | QH35 | WQ2 |
---|---|---|---|---|---|
CPU (基本構成) |
インテル® Core™ i5-7200U プロセッサー | インテル® Atom™ x5-Z8350 プロセッサー | インテル® Atom™ x5-Z8550 プロセッサー | ||
画面サイズ | 13.3型 | 12.5型 | 10.1型 | ||
タッチパネル | 非搭載 | 搭載可能 | 搭載 | ||
光学ドライブ | - | BD/DVD搭載可能 | - | - | - |
重量 | 約777g~ | 約1.20kg(最軽量時) 約1.52kg(タッチパネル、SSD、Lバッテリ+増設バッテリ装備時) |
約890g(タブレット時) 約1.25kg(キーボード装着時) |
約620g(タブレット時) 約999g(キーボード装着時) |
タブレット単体:約635g スリムキーボード装着時:約1305g 軽量スリムキーボード装着時:約999g |
バッテリー駆動時間(JEITA2.0準拠) | 約8.3時間~約17.0時間 | 約10.6時間~約20.7時間 | 約8.2時間 | 約7.5時間 | 約10時間 |
購入 | 店頭/WEB MART | 店頭/WEB MART | 店頭/WEB MART | 店頭/WEB MART | WEB MARTのみ |
指紋センサー搭載 | 指紋センサー、モバイルマルチベイ搭載 | スタイラスペン付属 | スタイラスペン付属、防水・防塵 |
気になる部分は自分でカスタマイズ
WEB MARTのカスタムメイドモデルならスペックの変更が可能
上の表の「購入」のところに「店頭/WEB MART」と書いてある製品は、通販や量販店などの一般店舗と、 富士通の直販サイト「WEB MART 」で販売されている製品。そして、「WEB MART」とだけ書いてある製品は、「WEB MART」でのみ買える製品である。WEB MARTで扱うカスタムメイドモデルは、一部を除いてスペックなどをカスタマイズでき、メモリの搭載容量を増やしたり大容量バッテリを選択できたりと、自分好みのスペックにカスタマイズできる。店頭モデルとWEB MARTモデルは基本部分が同じ製品なので、店頭モデルを見て、もう少しストレージが多ければなあとか、メモリがもう少し欲しいなあなどと思ったら、WEB MARTモデルでその部分を変更すれば自分にピッタリのモデルを購入できる。
カスタマイズすれば、必然的に重さなども変わるので、質量とバッテリ駆動時間が変わる製品については、表のその部分に「~」を入れて、それぞれ最低質量と最長駆動時間を記載している。
では、ここからは各シリーズについて詳細に見ていこう。もし既に自分が興味を持っているシリーズが明確になっているのなら、各シリーズの紹介部分までスクロールしてその部分だけ読めばよいだろう。そうでない場合は、このまま読み進めていってほしい。
とにかく軽い、なのに頑丈・高性能
LIFEBOOK UH
荷物が増えがちな学生におすすめ
LIFEBOOK UHシリーズは、13.3型の超軽量なモバイルPCだ。もっとも軽いUH75/B1は、13.3型ノートPCなのにたった約777gしかない。テキストや辞書など、どうしても荷物が増えがちな大学生の皆さんが持ち歩くノートPCとして間違いなくおすすめできる。
また、それだけ軽いにも関わらず堅牢性も確保しており、全面に対する約200kgfの加圧試験や、高さ約76cmからの落下試験など厳しいテストをクリアしている。スペック面でも特に不安はなく、インテル® Core™ i5-7200U プロセッサー・4GBメモリ・SSDの組み合わせは、多くのビジネス作業をする上で十分なスペックと言える。もし画像の加工や動画編集などの重い処理をすることが多いなら、WEB MARTのカスタムメイドモデルでCPUを増強したり、メモリを増やすのが良いだろう。
キーボードも打ちやすく、キーストロークは約1.2mm、キーピッチはフルサイズの約19mmを実現している。キーの重さが指によって異なるユニークな仕組みを搭載しており、指の力に合わせた2段階の重さで打ちやすいのだ。
そのほか、最新のUSB 3.1 Type-Cポート(Gen1)を1ポート搭載していることも特長である。このポートはUSB Power Deliveryに対応しており、20V/3Aの給電を行えるモバイルバッテリを使えば本体の充電を行える(※)。LIFEBOOK UHシリーズはバッテリ内蔵タイプのノートPCだが、このポートがあるおかげで、モバイルバッテリを用意するだけでスマートフォンのように駆動時間を延ばすことができる。(※)全ての機器での動作を保証するものではありません
キーボードの右下部分には指紋センサーを搭載しているので、Windowsや対応サービスへのサインインを指紋認証で行える。外出先で使う際にはどこで誰が見ているか分からないので、指紋認証でサインインを行えるのはセキュリティ面で大変頼もしい。ほかにはエンターテインメント面の機能として、最近話題のハイレゾ音源に対応しているのがうれしい。特別な機器を用意することなく、本体にスピーカーやヘッドホンを接続するだけで、すぐに高品質なサウンドが楽しめる。(※)ハイレゾ対応のスピーカー(別売)、ヘッドホン(別売)が必要
LIFEBOOK UHシリーズを購入する際には、約17時間のバッテリ駆動時間を持つ大容量バッテリか、約8.3時間のバッテリ駆動時間を持つ超軽量のどちらを選ぶかで迷うことになると思うが、これは単純に、コンセントがない場所でどれくらい使うのかを考えて決めればよいだろう。
気をつけたいのはWEB MART限定モデルの「WU1/X」で、このモデルだけはエントリー向けのハイコストパフォーマンスモデルとなっており、筐体の設計や基本スペックが異なる。コスト重視の場合は、このモデルを選べばよいだろう。
光学ドライブを搭載する全部入り万能ノート
LIFEBOOK SH
死角なしの装備でビジネスマンにおすすめ
LIFEBOOK SHシリーズは、UHシリーズと同じ13.3型のモバイルPCだが、富士通のモバイルPCの中で、唯一光学ドライブを搭載するシリーズだ。搭載する光学ドライブは、店頭モデルはDVDスーパーマルチドライブで、WEB MARTのカスタムメイドモデルなら、BDXL書き込みにも対応するBlu-ray Discドライブを選択できる。
光学ドライブは簡単に取り外すことができ、取り外した後には「モバイル・マルチベイ」という拡張ベイが現れる。モバイル・マルチベイには、光学ドライブの代わりに付属のカバーを取り付けることができ、そうすることで本体の重さを約100g軽量化することが可能だ。また、別売りの「増設用内蔵バッテリユニット」を挿し込めば、バッテリ駆動時間を約6.1時間も延ばすことができたり、「増設用内蔵ハードディスクユニット」を挿し込めば、約500GBの内蔵HDDの増設が簡単に可能だ。
このように、LIFEBOOK SHシリーズではモバイルマルチベイにより高い拡張性を実現している。これはUHシリーズはもちろん、他社ノートPCにもない大きな特長であり、LIFEBOOK SHシリーズの万能性を大きく高めている。ビジネスマンの方々なら、近場の営業の際は軽量化して、長丁場の出張の際は増設バッテリを携えて…と臨機応変に対応できるのでポイントが高い。ビジネスシーンで何かと役立つアナログRGB出力端子であるミニD-SUB 15ピン端子が標準でついているのも良いところだ。
また、ディスプレイは2,560×1,440ドットと高解像度の液晶で、タッチパネルの搭載が可能な部分も、UHとの差別化ポイントだ。CPUなどの面では、ほぼ同じスペックの超軽量ノートPCのLIFEBOOK UHシリーズのところでも触れたが、通常のビジネス用途や学生の用途で、性能に不足を感じることはまずないだろう。
このLIFEBOOK SHシリーズは、スペック以外の基本部分も超軽量モデルのLIFEBOOK UHシリーズと同じ部分が多い。たとえば堅牢性やキーボードはほぼ同等だし、指紋センサー搭載や、ヘッドホン出力のハイレゾ対応もそうだ。
基本スペックでは大変良く似た2シリーズなので、軽さならLIFEBOOK UHシリーズ、光学ドライブとバッテリ駆動時間ならこのLIFEBOOK SHシリーズ、という選び方でもいい。
ノートPCと同じ性能でバリバリ使える2 in 1
arrows Tab RH
写真やイラストなどクリエイティブに使いたい人はコレ
arrows Tab RHシリーズは、CPUやメモリやストレージなどの基本スペックは上で紹介したクラムシェルタイプとほぼ変わらない。つまり、クラムシェルタイプと同じ性能を持つ2 in 1タイプが、このarrows Tab RHシリーズということだ。
arrows Tab RHシリーズは、12.5型液晶にカバーキーボードと呼ばれる、1枚の薄い板のようなキーボード兼液晶カバーが付いている。液晶とカバーキーボードは好きなときに分離して、またすぐにくっつけることが可能だ。この、いつでもタブレットとしてもノートPCとしても使用できる自由な使い方ができるのが2 in 1の魅力だ。
キーボードはキーピッチ約19mmのフルサイズを実現しており、しかも約1.5mmの大変深いキーストロークを確保しているので、このタイプのキーボードとしては大変使いやすい。2 in 1に見られがちな中途半端な部分は一切なく、ノートPCと変わらない使い勝手を実現できている。
Windows 10は2 in 1に完全に対応しており、キーボードが付いている状態では通常のWindows 10として動作し、キーボードを外したときには自動でタブレットモードに切り替わる。タブレットモードでは画面インターフェースがタブレット用になり、キーボードやタッチパッドがなくても指やペンだけで快適に操作を行える。設定を変えれば、キーボードが付いていない状態でも通常のWindows 10として使うことができるので、自分に合った使い方を選べばいい。タブレットとして使う際もかなり完成度が高く、性能が良いのでサクサク動作するし、何の不自由さも感じない。付属のスタイラスペンを使用したペン入力は1024階調の入力に対応しており、手書きでメモをとったり、図を描いたりといったこともストレスなく行えるし、フォトレタッチやイラスト作成などのクリエイティブ用途にも活用できる。
そのほかオプションとして、LANポートやHDMIやDisplayPortなどを備えた拡張クレードルが用意されている。拡張クレードルに本体を挿し、その状態でカバー付キーボードを開いてノートPCのように使用できるほか、液晶ディスプレイなどにつなげて別途マウスとキーボードを用意すれば、デスクトップPCのように使うこともできる。性能的にもデスクトップPC代わりとして不自由なく使用できるレベルだ。
家ではデスクトップPCとして、外出先ではノートPCとして、さらに必要なときにはタブレットとして、1台3役で活躍できる。そうした2 in 1の柔軟性のある使い方に魅力を感じるなら、arrows Tab RHシリーズを選べばよいだろう。
小さくて持ち運びしやすい気軽に使える2 in 1
arrows Tab QH35
持ち運びやすく、機動力重視ならコレ
arrows Tab QH35/B1は、10.1型液晶を搭載するコンパクトな2 in 1だ。前出の3シリーズは、それぞれ大きさにあまり差がないのだが、それらに比べるとこのarrows Tab QH35/B1はダントツで小さいB5サイズ。外出先で文書作成などにバリバリ使うタイプのPCではなく、よりタブレットに近い、どこででも気軽に取り出して使える2 in 1である。
タブレット単体なら富士通のモバイルPCの中ではもっとも軽く、約620gしかない。これだけ軽いと、電車の中でも喫茶店でも、歩道でちょっと見たいものがあったときなどでも、本当に気軽にサッと出して使用できる。文字入力が必要なときだけカバー付キーボードを付ければ、ノートPCとしてもしっかりと使うことができる。外出時に客先で資料を見せたりする用途がメインで、文書作成などのキーボードが必要な作業はオフィスや家でできればいい……という人には、もっとも機動力が高いこのQH35/Bがおすすめだ。
この製品のカバー付キーボードは、カバー部分が折りたためるユニークな作りになっていて、折りたたんだカバーがスタンドになる。カバー付キーボードと液晶は磁石でくっついているので、いつでも簡単に付け外しが可能だ。キーボードのキーピッチは実測で約17mm。薄い板のようなキーボードだが、剛性は高くて見た目よりもずっと入力しやすい。
超タフな防水・防塵タブレット
arrows Tab WQ2
フィールドワークや現場仕事で活躍する人におすすめ
続いて紹介するのは、QH同様の10型画面を持つWQ2/B1。専用キーボードがあるので2 in 1ではあるが、タブレットとして販売されている製品である。この製品の最大の特長は、防水・防塵設計のタフ仕様であるということだ。防水はIPX5/7/8に対応しており、防塵はIP5Xに対応している。付属のスタイラスペンも防滴仕様でIPX2への対応だ。タブレット本体は短時間なら1.5mの深さに水没しても大丈夫なので、水しぶきや雨程度なら問題なく使用できる。防塵なので、キャンプなどに持って行っても安心だ。また、約200kgfの全面加圧試験や約76cmの高さからの落下試験をクリアしている堅牢性の高さも特長で、山に川にとアウトドアで思いっきり使えるタブレットだ。
ペン入力には、Wacomの電磁誘導方式デジタイザを使用しており、2048階調の入力検知に対応している。ペンの書き味を紙に鉛筆で書くときの感触に限りなく近付けるために、画面には特殊加工のシートが貼られていて、そのおかげでタブレットではトップレベルの自然なペン入力が可能となっている。また、ペンは本体に収納できるので紛失する心配がなく、いつでもすぐに入力を行える。とにかくペンの利用が快適なタブレットだ。
別売りの専用キーボードには、装着時の全体の重さが約999gになる軽量スリムキーボードと、約1305gになるスリムキーボードと、本体とは合体しないワイヤレスキーボードの3種類が用意されている。軽量スリムキーボードを選べば、ノートPCとして使用する場合でも1kgを切る軽さを実現しており、気軽に持ち歩ける。また、拡張クレードルも別売りで用意されており、WQ2/B1の拡張性を高めることができるほか、液晶ディスプレイなどと接続すれば、WQ2/B1をデスクトップPCのように使うこともできる。
WQ2/B1は、防水・防塵への対応と堅牢設計によって屋外でも安心して使用でき、PCでありながらかなりラフに使える。仕事などで主に屋外で2 in 1を使いたい人や、本当にどこにでも2 in 1を持って行きたいアクティブな人に向いている2 in 1だ。
5シリーズそれぞれの特長
使い道に合わせてズバッと決めよう
富士通のモバイルPCの全ラインナップである5シリーズを見てきたが、いかがだっただろうか。それぞれ明確な特長があるので、自分がどのようなモバイルPCを欲しいのか、どのような使い方をするのかさえ決めれば、すんなりと自分にピッタリのPCが決まるはずだ。
最後に、各シリーズの特長を改めて書いておこう。軽いのがいいならLIFEBOOK UHシリーズ、光学ドライブとバッテリ駆動時間が必要ならLIFEBOOK SHシリーズ、ノートPC寄りの2 in 1が欲しいならarrows Tab RHシリーズ、タブレット寄りの2 in 1を使いたいならarrows Tab QHシリーズで決まりだ。また、アウトドアでPCを使いたいなら防水・防塵モデルのWQ2を検討したい。
富士通のモバイルPCはどれもかなり高性能なので、1度購入すれば必ずや使い勝手に満足できることだろう。これから始まる新生活を、新しいPCと共に末永く快適に過ごしてほしい。
(小林輪)