外国企業など非居住者が国内で発行する円建て債券をこう呼ぶ。国内の超低金利時代を背景に、個人投資家において外債の需要も広がり、外国企業による発行額は2000年には前年の3倍強に当たる2兆2000億円に達している。
外国企業にとって、日本市場での発行は低金利の資金調達を可能にし、今後も需要増が見込まれている。サムライ債に対し、外国企業が日本国内で発行する外貨建て債券は「ショーグン債」と呼ぶ。