四半期決算

 3月期決算が多い日本企業の場合、決算は9月中間と3月の本決算の年二回が一般的だが、四半期ごとに決算を行い、開示する企業が増えている。企業による投資家への適切な情報開示の一環で、企業の現状をより正確に知ることができる。

 米・ナスダック市場を代表に、海外では四半期決算がすっかり定着しているが、わが国でもソニーや本田技研など株主に海外投資家が多い企業では、すでに導入している。また、「東証マザーズ」や「ナスダック・ジャパン」は上場基準に四半期決算の開示を義務づけている。