東京証券取引所が99年11月開設したベンチャー企業向けの株式市場。第1部、第2部市場に比べ上場基準を緩和、設立後間もない企業や赤字企業でも、将来性が認められれば上場できる。現在までにIT関連のベンチャー企業などが上場を果たしている。
ただ上場銘柄がベンチャー企業のため、公募株式数が少なく、株価の乱高下が激しい一面もある。「店頭市場」や「ナスダック・ジャパン」と新興企業を対象にした市場間競争が激しくなっている。