銀行や生・損保、年金基金、投資信託など大口で売買を行う投資家のこと。大量の売り買いを行うため、株価の動向を大きく左右する。86年以降、市場の主役として売買シェアを高めているが、時価会計導入で国内の銀行や生・損保会社では持ち合い株式の解消売りを進めており、代わって外国の機関投資家が東京市場の最大シェアを確保している。