会計基準の大きな変更を指す。時価会計の導入と連結重視の決算がその柱。これまでわが国の会計基準は、金融商品の簿価評価などで、国際会計基準(IAS)とのかい離が大きいといわれ、外国人投資家から「日本企業の決算内容は不透明」との批判を受けてきた。そこでわが国でも99年3月期決算から徐々に新会計基準の適用を開始、企業の決算内容を大きく変え始めている。