FINANCE Watch

● 記事検索 [ランキング]
● ニュース<Top>
 ・最新ニュース45本
 ・マーケット動向
 ・個別企業
 ・月別記事一覧
● リポート<index>
 ・インタビュー ・経済
 ・企業 ・政策 ・政治
 ・ゲームに投資

● 話題最前線
 ・バックナンバー
● 連載コラム
 ・瓦版一気読み
 ・ニュースの見方
 ・市場より3歩先を
● 再編マップ
 ・銀行など4分野
● IPO情報
 ・予定一覧
● 証券用語集
 ・入門編
● サービスデータ
 ・オンライン証券
 ・オンライン銀行


● 関連リンク集
 ・リンクインデックス
click!
[PR] 
ウィット・キャピタルリポート [企業リポート一覧]
2001年1月24日
カンパニーメモ:eコマース
株価:7,850円(1月23日終値)
レーティング:「保有」
荒木 正人
アスクル(2678)
高成長企業の次の課題は、顧客の"深堀り"


アスクル(2678 店頭、7,850円)の2001年5月期を売上高761億円、当期利益10億円、EPS48円、また、2002年5月期を売上高1,089億円、当期利益22億円、EPS106円と予想する。2001年5月期が33.3%、2002年5月期が120.8%の利益成長である。

成長のカギを握るのがエージェントの販売力である。エージェント当たり月間売上高は今上期が3.8百万円と推定される。今下期は4.7百万円となり、来期以降も上昇カーブを描くと予想する。

今期予想PER164.6倍はeコマース企業としての評価である。ただし、ネット経由売上高比率だけでeコマース企業ととらえるべきではない。eコマース企業の強みはレコメンドエンジンなどを活用して顧客の潜在的ニーズを掘り起こす"購買代行業"となりうる点である。具体的な評価指標として、顧客当たり月間平均売上高の増分をみると、今上期が前年同期比で500円増、前下期比でみると62円増にとどまる。アスクルの課題は、顧客当たり売上高の増大という"顧客の深堀り"の追求であろう。

現段階では、eコマース企業としての評価は難しく、足下のモメンタムの強さを勘案して、レーティングは「保有」でスタートする。

株価(円)
7,850
  52週レンジ
5,940-7,850
(2001年1月23日)
 
  発行済株数(千株)
21,180
時価総額(十億円)
166
  ROE(%)
4.3
決算期
99/5
00/5
01/5予
02/5予
03/5予
売上高(十億円)
22.6
47.1
76.1
108.9
132.5
EBITDA(十億円)
1.1
1.8
2.7
5.3
7.9
経常利益(十億円)
0.8
1.4
2.0
4.4
6.9
当期利益(十億円)
0.5
0.7
1.0
2.3
3.6
EPS(円)
24
36
48
106
168
PSR(倍)
6.8
3.3
2.2
1.5
1.3
PER(倍)
324.6
220.4
164.6
73.9
46.7


(注)EBITDA:償却前営業利益


詳細はこちら




本レポートに掲載された情報・意見はウィット・キャピタル証券株式会社(以下"ウィット")の従業員が作成したものであり、発行日時点における判断を示したものです。本レポートは、ウィットが信頼するにたると判断した情報源にもとづき作成されていますが、当情報源の完全性、正確性を保証するものではありません。 本レポートに掲載された投資情報は必ずしも全ての種類の投資家にとって適切かつ妥当なものとは限りません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の目的や財務状況にもとづいてご判断ください。注意事項の詳細については、「詳細はこちら」を参照。

 

プライバシーについて | 編集部へのご連絡 Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
本サイトの内容につきましては万全を期しておりますが、提供情報がシステム等に起因する誤りを含んでないこと、すべての事柄を網羅していること、利用者にとって有用であること等を当社及び情報提供者は保証するものではありません。
当社及び情報提供者は利用者等が提供情報に関連して蒙った損害ついて一切の責任を負いません。投資等の判断をされる場合は、他の資料なども参考にしたうえで、ご自身の判断でお願いします。