メディアシーク(4824 東マ、540,000円)は、2000年3月に誕生し、メディアに特化したコンサルティング会社である。事業領域は、(1)メディアコンサルティング&ソリューション事業、(2)メディアイノベーション事業、(3)ハードウェアインテグレーション事業の3つに分けられる。現在の収益源は、主として(3)ハードウェアインテグレーション事業に依存しているが、上場によって人材と資金を集め、(1)メディアコンサルティング事業と(2)メディアイノベーション事業を強化してゆく。
2000年は、モバイル・インターネットの波に乗ることによって急成長を遂げているが、今後はメディア以外のさまざまなエリアで業界知識をもつ人材を集めて、コンサルティング事業の規模とジャンルの拡大を図るともに、次世代携帯に向けてビジネス・コンテンツを継続的に提案していくことが、同社の成長の鍵となると考える。
2001年7月期では、メディアコンサルティングおよびイノベーション事業の収益が大きな比率を占め、ハードウェア事業からの転換が進んでいる。ウィット・キャピタル証券は、2001年7月期の業績を、売上高を13.8億円、営業利益4億円、経常利益3.3億円、当期利益2億円と予想する。
公開日 |
2000年12月22日
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資金調達額(十億円) |
0.8
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市 場 |
東証マザーズ
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公募価格(円) |
550,000
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時価総額(十億円) |
8.2
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公募株数(株) |
1,000
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株 価(円) |
540,000
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売出株数(株) |
500
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決算期(単体) |
00/7
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01/7(予)
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02/7(予)
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売上高(十億円) |
0.2
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1.4
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1.7
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EBITDA(十億円) |
1.7
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13.9
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26.0
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経常利益(十億円) |
0.0
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0.3
|
0.7
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当期利益(十億円) |
0.0
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0.2
|
0.4
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EPS(円) |
5,381
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13,189
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27,099
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PSR(倍) |
-
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5.9
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4.7
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PER(倍) |
-
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40.9
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19.9
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(注1) EBITDA:償却前営業利益
(注2)2000年7月期は、2000年3月1日から7月31までの5ヶ月間
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