デザインエクスチェンジ(4794 東マ、500,000円)の事業は、デジタル化したデザインをCD-ROMのパッケージとして制作、販売することである。パッケージソフトの売上高は99年12月期売上高の64.6%を占める。種類やテーマごとにシリーズ化しており、これまでに約200タイトルを出し、累計販売本数は約130万本に達する。パッケージの素材集の市場シェアは30%でトップと推定される。このほか、展示会や店舗内装のデザイン、企画なども請け負う。
同社ではパッケージ市場の成長は2001年にピークを迎えると予想し、ネットへの移行を急いでいる。2000年5月にはデザインのポータルとして、「DEX」を開設した。サイト上でのオーダーメイド事業を将来の中核事業として位置付けている。オーダーメイドのシステムは年末までの完成に向けて開発中。
2000年12月期の売上高は、99年12月期比27%増収の15.5億円、経常利益は同4.7%と微増益の1.45億円となる見通しである。ウェブサービスの「DEX」はまだ立ち上げ時のプロモーション期間にあたり、収益に貢献するのは2001年12月期以降となる見込みである。
公開日 |
2000年10月17日
|
|
資金調達 (十億円) |
1.4
|
市場 |
東証マザーズ
|
|
公募価格 (円) |
900,000
|
時価総額 (十億円) |
2.7
|
|
公募株数 (株) |
1,500
|
株価 (円) |
500,000
|
|
売出株数 (株) |
450
|
(2000年10月18日現在) |
|
|
発行済株数 (株) |
5,400
|
決算期 |
99/3
|
00/3
|
01/3予
|
売上高 (百万円) |
962.5
|
1218.6
|
1550.0
|
EBITDA (百万円) |
-54.1
|
156.3
|
160.0
|
経常利益 (百万円) |
-67.1
|
138.5
|
145.0
|
当期利益 (百万円) |
-80
|
34.2
|
70.0
|
EPS (円) |
-38,109.0
|
13,160.4
|
12,963.0
|
PSR (倍) |
2.8
|
2.2
|
1.7
|
PER (倍) |
-33.7
|
78.9
|
38.6
|
(注)EBITDA:償却前営業利益
詳細はこちら
関連するリサーチレポートはこちら
インプレス(9479)デジタル/ECチャネル事業が成長の鍵を握る
全国朝日放送(9409)民放4位で報道・情報系番組に強みがある。収益率の向上が求められる
|