【東芝、2001年夏をめどにPDA市場に参入へ~まず北米から 】
(18日FINANCE Watch)
東芝(6502)が参入を表明したPDA(携帯情報端末)市場は、2001~2004年まで年平均24.7%の伸びが見込まれ、2004年には400万台を上回ると予測される。
東芝は、ソニー(6758)、松下電器産業(6752)との3社連合「ドリームチーム」を誕生させ、米IT勢を追撃、ネットワーク時代における革命を先導していく。
デジタル革命のキーワードは、「小型化」「モバイル(携帯性)」「ネットワーク(通信)」であり、PDAはこれを実現するための主力製品となる。小異を捨て大同につく出発点をつくり出す中心となった東芝が、PDA市場に参入することは的確な判断であり、今年の最安値圏にある株価には、徐々にプラス材料として評価されていこう。
■URL
・記事
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/18/doc1441.htm
・東芝
http://www.toshiba.co.jp/
【富士通、インターネット対応ソフトにLinux版追加へ 】
(18日FINANCE Watch)
富士通(6702)が、Linuxにも対応するインターネットビジネス向けソフトウェア群「INTERSTAGEファミリー」を強化する。
富士通は、インターネット社会を迎え、大規模情報システムのコンサルティング、システムインテグレーション、ネットワークインテグレーションまで一貫して顧客に提供でき、企業の情報システム全体をトータルに再構築、あるいは新設することのできる会社だ。
世界中でソリューション事業を強化し、しかも収益源として成長させ、「ナンバーワン・インターネットソリューション」企業へと業態を転換する戦略が着実に進められている。このニュースは、同社のソリューション路線を加速化する方向を示しており、ハイテク株安の中での反応は鈍いが、注目材料だ。
■URL
・記事
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/18/doc1438.htm
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
【トヨタ、燃料電池車商品化2003年メド】
(19日日経朝刊)
トヨタ自動車(7203)は、これまで「2003年中に技術的なメドを付ける」としていた燃料電池自動車の商品化計画を早めを、同年をメドに商品化する方針を表明した。
次世代環境対応車の本命である燃料電池車は、水素と酸素の化学反応で起きる電気を動力とし、水しか排出しない完全無公害車。トヨタは、昨年、米GMと環境技術に関する提携を行い、今、米フォードとの環境技術供与の提携交渉に入っている。
同社は、ハイブリッドカーで圧倒的な実績を誇り、次世代車で世界をリードする企業となった。このニュースは、同社株に大きなインパクトを与えるもので、中期上昇へのきっかけとなる大材料だ。
■URL
・トヨタ自動車
http://www.toyota.co.jp/
[袴田 まさお]
2000/12/19
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