NTTデータ（9613）は、4月1日付でシステムインテグレーション（SI）事業の体制強化を目的とした「COReシステム本部」を設置する。業種や業界を超えるシステムの構築ケースが急増しており、ニーズに柔軟に対応してWebを中心とするシステム開発に注力するのが狙い。

　 COReは、“Center of Revolution”の略称で「設計・開発のコア」を意味する。ゲートウェイシステム本部と第1から第5までの開発部の6部門で構成し、約300人体制の組織を作り上げる。

　 各部門は業務や開発のノウハウを共有して、ERPやCRMの業務ソリューション確立を目指し全事業本部横断的なシステム構築活動を予定している。

　 同本部の設置は、NTTデータが2000年度から3年間にわたる中期経営計画に基づくもの。これをベースにビジネスバリューチェーンの構築を進めるために推進体制を作り上げている。