シャープ(6753)は、電子デバイスの生産拠点を広島県三原市に建設する。半導体レーザー素子などの化合物半導体を生産する第1工場は2002年9月の稼動を目指して、今年6月に着工する。
同社の本格的な半導体レーザー関連工場はすでに稼動している奈良に次いでのもの。大容量のデータを記録・再生できるCDやDVD向けの赤外・赤色半導体レーザーを中心に生産し、次世代の大容量記憶メディアの光源として期待される青色半導体レーザーの生産も計画している。
場所は三原市沼田西町惣定の三原西部工業団地内。敷地面積は甲子園球場のおよそ2・3倍にあたる8万9,423平方メートル。
■URL
・ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010326.html
・シャープ向け半導体を増産~日本ファウンドリーが資本受け入れ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/02/doc925.htm
(市川徹)
2001/03/27
10:22
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