コンピュータ・ニュース社がまとめた「インターネット利用実態調査」によると、専業主婦の半数近くが1カ月に50時間以上ネットに接続していることが分かった。各種ホームページの利用についても、従来から続いている“懸賞応募”が現在でもトップだったが一方では“映像や音楽のダウンロード”、“自分自身のホームページ公開”なども増え始めており、女性を中心とした利用多様化が目立っている。
調査は今年2月中旬、同社のウェブサイト上でアンケートを行ったもの。女性を対象に有効回答者は529人だった。
1カ月の利用時間は、50時間以上が39.7%と最も多く、これを含めて30時間以上使っている人は全体の62.8%に上った。さらに専業主婦に限定してみると“50時間以上”は43.3%に達している。
また、現在のホームページ利用は“懸賞応募”39.8%、“お気に入りのページをチェック”37.1%の2つがダントツ。しかし今後の利用については懸賞応募は24%のほか、“映像や音楽のダウンロード”15.1%、“自分のホームページ公開”14.8%―が急速に伸びる。コンピュータ・ニュース社では「今までもパソコンの需要拡大には女性が底支えしてきた面があるが、今後はコンテンツ利用にも女性ユーザーの動向が大きな影響をもたらすのでは」とまとめている。
属性別 1ヶ月のインターネット利用時間
■URL
・コンピュータ・ニュース社
http://computernews.com/
・パソコンユーザー、半数がネット環境改善を希望~コンピュータ・ニュース社調べ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/13/doc1965.htm
(市川徹)
2001/03/26
10:47
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