シャープ(6753)は23日、通信端末の共通ソフトウェア開発に米サン・マイクロシステムズが開発した技術「Java」を採用すると発表した。今後需要の拡大が見込まれるPDA(携帯情報端末)を中心に積極的に搭載し、Java仕様の次世代家庭ネットワーク端末の開発にも取り組む。
Javaは、1995年にサン・マイクロが開発したプログラミング言語。種類の異なる通信端末間でシームレスな連携を実現する。シャープは2001年4月4日からPDAのザウルス「MI-E1」用に「PersonalJava」の実行環境をソフトウェア開発者向けに商品化し、順次一般ユーザー向けに拡大するとしている。
シャープは、同社の強みの液晶とJavaを組み合わせ、ファクシミリやコードレス電話機などの家庭用通信端末にもJavaの積極的な導入を進める計画だ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010323-1.html
・シャープ
http://www.sharp.co.jp/
・サン・マイクロシステムズ
http://www.sun.co.jp/
・Java全面採用の基幹システムを構築~成和産業がNECと共同で
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/13/doc2268.htm
・シャープ、次期PDAに米パケットビデオ社の技術を採用
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/21/doc2325.htm
(塩谷麻樹)
2001/03/23
18:22
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