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NEC、人間のパートナーとしての次世代家庭用ロボットを開発~PaPeRo(パペロ)

  NEC(6701)は21日、人の好みを覚え言葉も理解する家庭用パーソナルロボット「PaPeRo(パペロ)」を開発したと発表した。約3,000種類の言葉を話すことができ、人間の顔も識別できるロボットで、高齢者のパートナーや子供が楽しみながら学べる教育ツールとしての用途を見込む。

  PaPeRoのネーミングは、「Partner type Personal Robot」の頭文字をとってつけた。両目に埋め込まれたカメラを使って画像を認識し、内蔵された3つのマイクで音声を記憶、認識できるのが特徴。キーボード操作なしで家族と対話しながらメールやメッセージを伝えたり、ダンスを踊ることもできる。子供から高齢者まで幅広い層のパートナーとして親しまれるロボットとして開発された。

  NECは、PaPeRoを26日に滋賀・立命館大学で開催される「電子情報通信学会総合大会」において発表する予定。

■URL
・ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0103/2102.html
・PaPeRoの詳細
http://www.incx.nec.co.jp/robot/
・NEC
http://www.nec.co.jp/
・アイボの友だちに~ソニーが人間型小型ロボットを試作
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/21/doc1120.htm

(塩谷麻樹)
2001/03/21 18:19