セキュリティーソリューションの日本ベリサインは、国内のシステムインテグレーターやソフトウェアハウスなど計21社とPKI(公開鍵暗号基盤)ソリューションについて協力関係を構築した、発表した。4月1日施行の電子署名法を軸に日本でもネットワークでのビジネスに不可欠なPKIの整備が急務とされることに対応するもの。ビジネスにおいて信頼の基盤となるPKIソリューションの普及を急ぐ。
PKIソリューションは基盤サービス「Go Secure! サービス」を核に、ユーザーやアプリケーションベンダー、SIなどを連携させて技術支援を行う。プラットフォームやOSなどが異なるケースでの混乱を防ぐ目的でも、さまざまな企業が参加しあらゆるケースを想定したソリューションを構築していく。日本ベリサインでは2003年にはPKIのソリューションと関連製品販売などで100億円の売上高を見込んでいる。
参加する企業は、RSAセキュリティ、インターナショナル・ネットワーク・セキュリティ、インテック(9738)、エヌ・ケー・エクサ、NRIセキュアテクノロジーズ、NTTソフトウェア、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ(9613)、クレセントジャパン、システムニーズ、新日鉄情報通信システム、日本総合研究所、NEC(6701)、電通国際情報サービス(4812)、東芝(6502)、土木情報サービス、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス(8056)、日立情報ネットワーク、三菱電機ビジネスシステムの21社。
■URL
・ニュースリリース
http://www.verisign.co.jp/press/2001/pr151_partner.html
・日立、トヨタなどがPKIフォーラム推進協議会設立~アジアのネットインフラ実現へ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/15/doc1421.htm
・電子認証で共同展開~日本ベリサインと日本セキュアジェネレーション
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/13/doc690.htm
(市川徹)
2001/03/16
10:19
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