富士通(6702)は、医療現場で撮影する画像データを効率的に活用するシステム「医用画像ソリューション」の販売を開始した。超音波、内視鏡などで得られた画像情報を電子化したソフトウェア「HOPE/DrABLE-EX(ホープドクターエーブルイーエックス)」を核にシステムを構築。カスタマイズを含めてクライアントの希望に合わせたシステムソリューションを提案する。
HOPE/DrABLE-EXは、同社が1987年から自治体病院を中心に販売しているHOPE/DrABLEをパワーアップしたもの。最近需要が高まりつつある電子カルテシステムとの連携を図り、デジタル画像処理を強化。病院内すべての利用者の電子カルテ端末から医用画像を利用でき、内視鏡検査などにおける医師、技師の業務を支援していく。
価格は、ハードウェアを含まない価格で約1,500万円。2001年5月中旬から出荷を開始し、今後5年間で300を販売する計画。
■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2001/03/15.html
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
・日立製作所、電子カルテ市場に本格参入~亀田医療情報研究所と提携で
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/27/doc1169.htm
(塩谷麻樹)
2001/03/16
09:42
|