大和証券グループ(8601)は14日、確定拠出型年金制度において運営管理業務を行う新会社「大和ペンション・コンサルティング」の設立準備を進めてきたが、今の通常国会で同年金法案の成立が見込まれるため、4月2日から正式に業務を開始すると発表した。同社の資本金は4億9,000万円で、大和証券グループ本社が45%、大和総研(DIR)が45%、大和証券が5%、大和SBCM(4月1日から大和SMBCに商号変更)が5%それぞれ出資する。
同社は、まず確定拠出型年金制度の導入コンサルティング業務を行い、法施行後は加入者に対して運用商品の提示、コールセンターやインターネットを通じた情報提供、投資教育などを行って年金資産形成をサポートしていく。すでに、企業向け確定拠出型年金導入支援サイト「401k HEADLINE」を開設しており、これまで同年金に関する詳細な情報を提供してきている。また、DIRの「投信評価研究所」や「年金コンサルティング」の機能との連携も図り、明確な選定プロセスにより最良の商品を提案していく方針。
■URL
・401k HEADLINE
http://401k.daiwa.co.jp/
・年金オンライン
http://www.dir.co.jp/Consulting/pensiononline/
・401(k)に向け新会社・研究所を設立~大和証券グループ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/11/doc657.htm
(別井貴志)
2001/03/14
16:57
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