日立製作所(6501)とアイルランドのパーサステクノロジーズPLC社は14日、無線技術であるBluetoothのプラットフォームを採用したシステムオンチップ製品の開発で協力すると発表した。パーサス社のプラットフォーム「BlueStream」のライセンス供与を日立が受け、高周波ICなどBlueStream製品を早期に開発するとしている。
Bluetoothは、ユーザーが無線で電子機器をつないで音声やデータを高速に送受信できることから需要が広がりつつあり、ハイテク関連調査会社によれば、2005年までに約14億台の電子機器に使われるとも予測されている。今回の合意により、日立のマイコンと高周波技術、パーサス社のBlueStreamを融合してワイアレスで利便性の高いソリューションを展開する。
パーサス社は、1993年アイルランドで設立された半導体向けのIP(インターネットプロトコル)プラットフォームの開発会社。主に、モバイル向けの高周波ICなどのソフトウェア開発にノウハウを提供している。
■URL
・ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0103/0314.html
・日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
・パーサステクノロジーズPLC社
http://www.parthus.com/
(塩谷麻樹)
2001/03/14
15:07
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