少額決済に特化したネット専業銀行「イーバンク銀行」の開業を準備している日本電子決済企画は、13日付けで4回目の第3者割当増資が完了し、8億4,175万円を調達、資本金は43億9,285万円になった。

　 今回の割当先は、ヤフー（4689）、ゼネラル・エレクトリック・キャピタル・コンシューマー・ファイナンス、アイ・ティー・エックス、エイベックス（7860）、住友生命保険、日本システムディベロップメント、ウェブクルー、東京都民銀行（8339）など。これらの出資者とは事業面でも協力関係を結ぶ戦略をとっており、今回のヤフーの場合では「Yahoo!オークション」ユーザーの本人確認のための参加費口座引き落しができる銀行「Yahoo!オークションオフィシャルバンク」のひとつとして参画する見込み。

　 イーバンク銀行は3月6日に銀行免許の予備審査を申請しており、免許認可後今年6月にサービスを開始する予定。開業までに第5回第3者割当増資を実施し、資本金を80億円に増資する計画。