米ガートナーグループのデータクエスト部門が12日（現地時間）発表した2000年の世界市場でのワークステーション販売高は、前年比12.5％減の86億2,200万ドルと、2ケタの減少になった。出荷台数ベースでは19％程度の伸びとなったものの、販売競争の激化により、台当たりの単価が下落したことによる。

　 メーカー別の販売高シェアは、HPが販売高を10％落としたものの、23.5％と前年に続いてトップを確保した。2位はサン・マイクロシステムズ（22.5％）で前年と同ランクだったが、3位には前年4位のデル（16.9％）が躍進した。前年3位だったIBMは、コンパック（11.0％）にも抜かれて5位（10.9％）に落ちた。