沖電気工業(6703)は、社内カンパニーの一部だった通信用光プロダクツ事業製造部門を分離、独立させ新会社「オー・ピー・エム」として4月から操業を開始する。独立することで業務効率化とコストダウンを図るのが狙い。需要が急増している光通信用製品の供給を進め、初年度の売上高80億円を達成させる。
新会社は、同社の社内カンパニー“オプティカルコンポーネントカンパニー”から独立するもの。オプティカル・プロダクツ・マニュファクチャリングの頭文字を取ってOPMとし、社長には同カンパニーのプレジデントだった清水一彦氏が就任する。
通信や情報処理に関わるシステム、機器、部品などを製造し、特にトランスミッターやレシーバーなどのモジュール商品を作る予定。
資本金は沖電気100%出資の1億円。埼玉県本庄市に本社を置き、社員は沖電気の同部門から53人が転籍する。
■URL
・ニュースリリース
http://www.oki.co.jp/OKI/Home/JIS/New/OKI-News/2001/03/z2k99.html
・変化するIT市場動向に対応~沖電気が4月に組織改革
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/09/doc2231.htm
(市川徹)
2001/03/13
09:40
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