グローバルセンター・ジャパン、日立ネットビジネス(HnB)、日立製作所(6501)は、次世代プロトコルのIPv6に対応する「IPv6インターネットデータセンター(iDC)」を構築し、2001年4月上旬からサービスを開始する。これまでグローバルセンターとHnBは、サーバーなどをIPv4接続の環境で提供してきたが、IDC利用者にとってより広範囲なアドレスを使えるようにするなど、ネットワーク環境を強化していく。深刻となっているIPv4におけるアドレス不足に対応する。
サービスは、3社それぞれのiDCにおいてIPv6接続サービスとIPv6向けサーバー、アプリケーションのハウジングやホスティングなどを行うもの。ネットワークを安定に運用したいというニーズに応え、階層化アドレスアーキテクチャーをIPv6の仕様に利用するなど、セキュリティーの充実したサービスを展開する。
IPv6は現在のIPv4を拡張、高機能化したインターネットプロトコルで、利用できるアドレスの数も飛躍的に拡大する。
利用料は未定。3社は今後IPv6を次世代社会インフラとして普及させるため通信キャリア、企業などに積極的にアプローチする構えだ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0103/0309.html
・グローバルセンター・ジャパン
http://www.globalcenter.co.jp/
・日立ネットビジネス
http://www.hi-nb.com/
(塩谷麻樹)
2001/03/12
11:51
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