ユーザーの90％以上がパソコンのリサイクルに関心―。コンピュータ・ニュース社がインターネットのWeb上で行ったアンケート調査によって明らかになったもので、とくに古いパソコンを回収する際の料金徴収方法は、あらかじめ製品価格に上乗せする“デポジット制”が71.3％の賛成を得ている。

　 企業などで使われる業務用パソコンは、2001年4月から、家庭用パソコンは2002年4月から、それぞれ資源有効利用促進法に基づくメーカー側の回収義務が生じる。

　 そこで家庭パソコンユーザーおよそ600人にアンケートしたところ、パソコンリサイクルに「非常に関心がある」と「やや関心がある」を合わせると90.7％にも上った。また、リサイクルのための回収時に生じる料金はデポジット制に71.3％が賛成の意向。上乗せ金額の上限については「3,000円未満」が81.8％を占めている。