東京三菱TDウォーターハウス証券は9日、カバードワラントの取り扱いを10日から開始すると発表した。今回開始するのは、ゴールドマン・サックス・インターナショナルが発行している「eワラント」と「カバード・ワラント ポケット株(ポケ株ワラント)」の2種類。eワラントを扱う証券会社としては4社目、ポケ株では5社目となる。
カバードワラントは、現株の直接売買に比べて少額の資金で投資できることが特徴。値嵩株や単位株1株の銘柄にも投資しやすくするために開発されたワラントだ。eワラントは個別銘柄を対象にしたコールが341銘柄、プットが46銘柄、株価指標を対象としたものが58銘柄、バスケットが8銘柄の合計453銘柄ある。また、ポケ株は165銘柄対象となっており、eワラントと合わせて618銘柄が取り引きされている。
カバードワラントの注文はコールセンターで受け付ける。取引時間は平日の午前9時から午後7時までで、この時間帯の注文は即座にマーケットメイカーに取り次ぎ、午後7時以降の注文は翌営業日の午前9時に取り次ぐ。取引履歴と残高はコールセンターだけではなく、インターネット(Web)とiモードでも確認することができる。
■URL
・東京三菱TDウォーターハウス証券
http://www.tmtdw.com/
・e warrant
http://www.gs.com/japan/ewarrant/
・ポケット株
http://www.gs.com/japan/ewarrant/pocketkabu/
・iモードで初の米国株取引などのサービスを開始
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/06/doc1290.htm
(別井貴志)
2001/03/09
16:30
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