日本IBMは7日、企業向けパソコン製品でエコマークを取得したと発表した。エコマークは、財団法人日本環境協会が環境保全に役立つ商品に定めるもので、同社としてのPC製品認定は初めて。

　 今回認定されたのは、スリムタワー型の「Net Vista A40」と液晶ディスプレイ型の「IBM PC710」の2製品。どちらも環境への影響が少ない非ハロゲン系難燃プラスチックを100％採用し、使用時における電力消費量の大幅削減を実現。ソフトウェア面では、ユーザーが一定時間操作を行わない場合に段階的に消費電力を低減させるように設定できるなどの機能を盛り込んだ。

　 IBMは、活動の一環として同社独自のマーク「グリーン・ペン・アイコン」を作成し、カタログやホームページを通じて環境へ配慮した製品を積極的にアプローチしている。