フラワーファームは7日、インターネットを通じて生花を販売する新事業をスタートさせたと発表した。同社のホームページ上で花の画像を見てその場でオーダー。翌日には市場から直接花が届けられるサービスで、鮮度の高い生花の提供を実現するという。

　 東京・大田市場で競り落とされた花を即日出荷し、ヤマト運輸（9064）の宅急便で翌日配達する。配達指定日と到着時間帯を2時間刻みで指定できるのも特徴で、可能な限り希望者に早く手渡すことで鮮度を落とさないようにした。価格は送料込みで3,000円から。決済方法はWeb上でクレジットカード、銀行・郵便振込、コンビニエンスストアでの支払いから選択でき、オンラインですべてを処理できる。ホワイトデーや母の日など季節のイベントに応じた商品を揃え、忙しいビジネスマンなどの利用を見込んでいる。

　 フラワーファームは、米プロフラワーズ、住銀インベストメント、大田花き（7555）などが出資し、1999年10月に設立された。今後は、他のWebウェブサイトとの提携やB2Bプランを展開することも視野に入れている。