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大日本印刷、小型リーダーライター対応の「ACCUWAVEカード」を開発

  大日本印刷(7912)は6日、レーザー式リーダーライターと組み合わせて使う「ACCUWAVEカード」を開発したと発表した。ICチップと金属を使った非接触ICタグをカード化したもので、アミューズメント施設や病院などの入退出管理やキャッシュレスショッピングの決済などの場面で使えるとして、売り込みを図る。

  カードは、アンテナ代わりの金属がリーダーライターに反応してデータを読みとり、随時データの書き換えができるのが特徴。入退場管理データや決済データなどを記録し、リライト部には各種サービス利用でついたポイントやプリペイド残高などを表示できるようになっている。リーダーライターはレジのPOSシステムなどに接続して使えるように小型化を実現した。価格は、ACCUWAVEカードが100万枚で1枚120円、レーザー式リーダーライターは1台20万円から。

  2001年夏から販売を開始し、3年間で5億円の売り上げをめざす。6日から東京・有明の東京ビッグサイトで始まった「IC CARD WORLD 2001」で新開発のカードとリーダーライターを出展している。

■URL
・ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2001/20010305.html
・大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/
・マイクロソフトと凸版印刷、ICカードソリューションで提携
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/03/05/doc2180.htm

(塩谷麻樹)
2001/03/06 18:06