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マイクロソフトと凸版印刷、ICカードソリューションで提携

  マイクロソフトと凸版印刷(7911)は5日、ICカード向けOSの「Windows for Smart Cards」をベースとしたセキュリティーシステムなどで提携した、と発表した。両社の技術を合わせて同OSとWindows 2000を中心とした金融アプリケーションでのスマートカード分野での取り組みを強化する。

  マイクロソフトの次世代インターネット戦略である.NETと凸版印刷のICカードソリューションを組み合わせるのが提携の狙い。マイクロソフトは.NET戦略の中でICカードの応用活用が次世代のテクニカルポイントである、と判断。また、凸版印刷ではスマートカード発行ではトップベンダーである現在、今後の核にはマイクロソフトのOSとの統合や融合が不可欠、として提携を決めた。

  今後はWindows for Smart CardsやWindows 2000を基盤にして電子決済やセキュリティーのシステム開発を目指す。

■URL
・マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
・凸版印刷
http://www.toppan.co.jp/
・認証スマートカードで協力体制~マイクロソフト、トッパン・フォームズなど
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/13/doc407.htm
・スマートカード事業で提携~マイクロソフトと大日本印刷
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/09/18/doc437.htm

(市川徹)
2001/03/05 14:15