コンピュータ・ニュース社がまとめた2月のノートパソコンランキングによると、A4、B5、ミニノートのいずれのタイプでもソニー（6758）が首位で、トータルでは30.6％でトップに立った。

　 目立ったのは2月3日に発売した“VAIO NOTE FXシリーズ”で、ハードディスク容量20GB、CD-RW搭載などの高スペックを持ちながら実売価格は同クラスの他社製品より1万円以上安価な20万円強。またCD-RWなどを省いたこの下のクラスでも同クラスの平均実売価格より2万円以上安く設定されており、従来からのブランドイメージと相まってシェアの急拡大につながっている。

　 結果的にソニーはA4サイズ25.6％、B5サイズ60.1％、ミニノート56.4％といずれもトップ。1月最終週では23.6％だったノートパソコンシェアを2月の最終週には35％にまで引き上げている。

　 調査は東名阪のパソコン大手販売店13社、565店舗からの日次販売データを集計している。