NTTPCコミュニケーションズ（NTTPC）は1日、国内初のIP-VPN上でのASP（アプリケーション・サービス・プロバイダー）サービスを5日から開始すると発表した。同社の「Super OBN（Open Business Network）」をASP事業者向けにASPサービスのインフラとして提供するもので、他に日立製作所（6501）、キヤノン（7751）など11社が参加する。

　 サービスは、コラボレーション系、バックオフィスとフロントオフィス系、特定業務向け、Eコマース系の4つ。コラボレーション系ではNTTPCの「SecureMailサービス」、日立の「NotesASPサービス」、特定業務向けではNTTコミュニケーションズの「Com Work Style」などがある。ユーザーは1本の回線でイントラネット、エクストラネットなどにも利用でき、これから情報ネットワークを構築しようとする中小企業のインフラネットワークとして広く使えるとしている。

　 サービス提供会社は日立製作所、シーイーシー（9692）、ミロク情報サービス（9928）、日本総合研究所、SAPジャパン、川重テクノサービス、キャノン、NTTコムウェア、NTT国際通信、ダイエー情報システム、NTTコミュニケーションズの11社。