NTTデータ(9613)は1日、ナレッジマネジメントソリューションを行う新会社「NTTデータ・ナレッジ」を設立したと発表した。知識やノウハウを蓄積し、それを企業経営改革に生かそう、というのがナレッジマネジメントで、ここ数年では規模に関係なく導入する企業が急増してきた。新会社はこれをターゲットにビジネス化。初年度3億円、3年後には6億円の企業に育て上げる考えだ。
新会社のベースとなるのはNTTデータが1996年に開発したソリューションシステムの“Knowledgeserver(ナレッジサーバー)”。開発ツール、データベース、検索エンジンの3つのキーポイントがあり、さらにインターネット/イントラネットやモバイルなどの環境にも幅広く対応させて利用範囲を拡大させる。
社長にはNTTデータでこの事業のリーダーだった西高弘ベンチャープロジェクトリーダーが就任。資本金1億円はNTTデータが95%、残りの5%が西氏の比率。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/profile/release/130301.html
・ナレッジマネジメントで協力~松下電器とジャストシステムなど
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/19/doc2035.htm
・ナレッジマネジメントで提携~日立、ジャストシステムなど
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/19/doc741.htm
・徹底したQ&A手法でノウハウ構築~日本オラクルのナレッジマネジメント
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/13/doc1385.htm
(市川徹)
2001/03/01
16:48
|