今川三澤屋証券のミニ店舗第1号であるトレーディングプラザ「リテラ新橋」の来店者数が、2月19日のオープンから1週間で1,000人を超えた。午前9時から午後8時までの営業時間のうち、仕事帰りにあたる午後6時以降の時間帯の来店者が急増しているという。

　 ミニ店舗展開は、これまでの既存証券店舗（支店）とは戦略的な位置づけが異なるもので、インターネットや投資の初心者に対してパソコンの使い方からオンライントレードの利用の仕方などをインストラクターを配してサポートする。新規口座を開設することができ、口座をすでに持っている顧客は同店舗設置のパソコンから注文することが可能。投資に関するセミナーも実施している。4月には都心部に4店舗を開設する計画。

　 こうしたマルチチャネル・サポート体制を築くことで、さらなる新規口座の獲得などにつなげていく方針だが、実際に新規の口座獲得件数は当初目標である1日10件（月間200口座）を大幅に上回り、月間ベースで300口座ペースで推移しているという。

　 一方、同証券はマネックス証券（8626）が展開する夜間・時間外取引「マネックスナイター」に参画する予定で現在システムの接続作業を行っているところだが、開始時期はまだ見えていないとしている。