大日本印刷(7912)は、エリアマーケティングを支援するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスとして「マップオンデマンド」を4月2日から開始する。地図と人口の男女比、年代別人口層などといった統計データを組み合わせたもので、ニーズに応じた詳細な商圏マップが簡単に作成できるという。
ユーザーが分析エリアや統計項目を指定するだけで、新規出店計画やプロモーションの立案などに向けた商圏マップができる。地図はゼンリン(9474)の住宅地図をもとに家屋の外形まで確認できる高精度な機能を盛り込み、統計データは「平成7年度(1995年度)国勢調査」から抜粋した約3,400の統計項目から検索できるようにした。
3月1日からテストサイトを開設し、会員の募集を始める。料金は利用エリアと男女別人口などの統計項目に応じて算出される。2002年には1億円の売り上げを目指す。
■URL
・ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2001/20010228_2.html
・マップオンデマンド
http://www.map-ondemand.ne.jp/
・大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/
・1月から住宅業界向けASP事業の運用テスト~大日本印刷
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/01/doc1236.htm
(塩谷麻樹)
2001/03/01
10:51
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