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沖電気、ピア・ツー・ピア方式のコンテンツ管理ソフト開発~5月に発売

  沖電気工業(6703)は27日、コンテンツ管理ソフトを開発し2001年5月に出荷すると発表した。広域ネットワーク上でもピア・ツー・ピア方式を採用したことでシンプルなシステムながら、高速でコンテンツを管理できるという。コンテンツ配信・共有サービスを提供する通信キャリアやISPをターゲットに、初年度10億円、2002年度40億円の売り上げをめざす。

  「C-NetLiaison(シー・ネットリエゾン)」の商品名がついた同ソフトは、広域のネットワーク上で分散しているコンテンツを結び付けて、仮想的にひとつの共有システムに見せかけるのが特徴。ネットワークそのものが共有ストレージとなり、コンテンツの提供者と利用者を密接に、ピア・ツー・ピアに結ぶ。配信したコンテンツの更新・削除などの変更管理、アクセス権などの認証管理をネットワークを介して可能にするなど、従来型のコンテンツ配信システムとは異なる特徴を備えている。

  C-NetLiaisonは、LinuxとSolaris上で動作し、コンテンツ共有・配信を行うサイトにコンテンツ共有用サーバーとして設置。価格は、コンテンツ共有用サーバー3台/コンテンツ情報管理用サーバー1台をベースにしたもので1,000万円。コンテンツ共有用サーバーの増設は1台につき70万円を予定している。

■URL
・ニュースリリース
http://www.oki.co.jp/OKI/Home/JIS/index.html
・マイクロソフト、沖電気との提携で国内CT分野に本格参入
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/02/21/doc2070.htm

(市川徹)
2001/02/27 14:02