DLJdirect SFG証券は、カバードワラントのiモードでの取引を26日から開始した。これにより、カバードワラントは取引チャネルは通常のWeb、専用ソフト「マーケットスピード」と併せ3チャネルになる。

　 iモードでの取扱商品は、ゴールドマン・サックスのeワラントとポケット株ワラント、シティバンクのカバードワラントの3種類760銘柄。平日9時から19時まで取り引きできる。

　 同証券では、カバードワラントは通常の株式に比べてハイリスク・ハイリターンで値動きが大きいという商品特性があるため、機動的な取引に向いた商品で、そのためiモードに対応することで投資家の機動性や利便性を高めることができるとしている。

　 株式市場は全般に不透明な状況が続いているものの、同証券における1月のカバードワラントの取引約定件数は前月比34％の大幅増加を示したという。

　 一方、同証券では26日の午前9時3分から17分までシステム委託先の大和総研内の発注システム不具合により株式注文執行が遅延した。同9時半ごろには当日注文自体は復旧したようだが、不具合の処理が遅れた影響により17時からの夜間取引の開始時間が遅れた上、27日付け株式注文の受注開始が遅れた。