富士通(6702)は26日、次世代携帯電話向けに64メガビットNAND型フラッシュメモリーと16メガビットFCRAMを搭載した、ブロードバンド対応のスタック型マルチ・チップ・パッケージ(MCP)の販売を開始したと発表した。この種のチップ・パッケージは世界で初めてとしている。
大容量データ保存に適し、高速アクセスが特徴で、新製品は「MB84VN23381EJ」「MB84VN23391EJ」の2タイプ。動画などの大容量データ保存用のMCPで、2倍の速さで処理できる64メガビットNAND型フラッシュメモリーを搭載した。ページ単位の書き込み速度200マイクロ秒、小ブロック単位の消去速度2ミリ秒を実現している。
サンプル価格は2製品ともに4,000円。26日から出荷を開始し、月産100万個の売り上げを見込んでいる。
■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2001/02/26.html
・富士通
http://www.fujitsu.co.jp/
・富士通、次世代携帯電話向けメモリー開発~低消費電力化実現
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/07/doc1301.htm
(塩谷麻樹)
2001/02/26
17:04
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