日本SGI、ティージー情報ネットワーク(TGINet)、エヌ・ケー・エクサの3社は三菱信託銀行(8402)から収益管理システムの開発を共同受注した。為替や債券、株を取引する市場運用分野での情報系システムで、日本SGIとTGINetが昨年12月に設立した金融ソリューションセンター“先端金融工学センター(FISC-Japan)”の初めてのユーザーになる。
システムは三菱信託銀行の海外支店も含めて各部署で使われているフロントシステムから配信、伝送される情報を、どんな部署からでもアクセスが可能な、いわゆるデータウェアハウスに統合する。さらにこれを蓄積して部門、商品、トレーダーなどの単位などの切り口で収益管理を一元的に実行できるようにした。
システムインテグレーターのエヌ・ケー・エクサが窓口で一括して受注。日本SGIがハードウェア、TGINetがアプリケーション開発を行った。またシステム構築までの経緯やノウハウなどはFISC-Japanに集められ、蓄積される。
■URL
・ニュースリリース
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2001/feb/mitsu_shin.html
・先端金融工学センター、15日オープンへ~日本SGIなどが設立
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/12/13/doc1375.htm
(市川徹)
2001/02/23
11:19
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