NTTコミュニケーションズ（NTTコム）は、音楽配信のArcstar MUSIC事業で三洋電機（6764）による携帯型デジタルメモリープレイヤー「SSP-PD9」で使えるコンテンツ配信サービスを3月1日から開始する。レコード会社9社が相乗りして実現するもので、パソコンにダウンロードした音楽コンテンツを、ダイレクトにメモリプレイヤーに転送して音楽を楽しめるようになる。

　 マイクロソフトの著作権保護技術であるWMT（WindowsMediaTechnologies）方式を採用した。Arcstar MUSICではこれまでにも音楽配信を展開してきたが、パソコン上での音楽再生にとどまっていた。

　 配信するレコード会社は徳間ジャパンコミュニケーション、BMGファンハウス、ポニーキャニオン、日本クラウン、バップ、セーニャ・アンド・カンパニーなど9社。

　 同時に三洋電機は、SSP-PD9を3月1日から発売。著作権管理情報が加えられていない音楽コンテンツは再生できない仕組みをもっており、違法コピーなどへの対策を講じている。