ニフティは21日、インターネットサービス@niftyで建設業界向けアプリケーションサービスプロバイダー（ASP）事業を含めた新ポータルサイト「C-PAS（コンストラクション・ポータル・アプリケーション・サービス・プロバイダー）」をスタートさせた。建設業界の企業連携や経営の効率化を進めるためのプラットフォームを作り、今後急速にIT化が進むとみられる同業界を支援する。

　 C-PASは、建築、土木、都市計画などの各フォーラムのほかに、建設CALS/EC（公共事業支援統合情報システム）やCAD/CAMなど、細分化されたコミュニティも設置する。

　 また、ゼネコンや設計企業を対象とするASPサービスを展開する計画。当初はファイルのダウンロードやCD-ROMメディアの提供を行っていくが、すでに三菱マテリアル（5711）、三菱電機（6503）、三菱商事（8058）、構造計画研究所（4748）、日本ソフト、川田テクノシステム、ウェザーニューズ（4825）、翼システム、富山富士通、プライムソフトの10社がASPの情報提供企業に決まっている。今後1年でトータル100社程度に増やす計画。