電通国際情報サービス（4812、ISID）とデロイトトーマツコンサルティング（DTC）は、企業の連結会計分野をターゲットにするソフトウェア開発について提携することで合意した。両社がすでにもっている連結会計ソフトウェア資産を統合し、高品質で広範囲の機能を備えた連結会計ソリューションを展開する。今夏には共同開発によるモジュールソフトを市場投入する。

　 提携内容は、ISIDの「SCOPE～」とDTCの「FALCON/PC」を統合するもの。当初はSCOPE～をベースにして両者のノウハウを盛り込んだ機能強化や、インターフェースプログラムの開発を進める。

　 両社のユーザーは合わせるとすでに500社以上に上っており、今後はソリューションだけでなく、連結経営コンサルティング、マーケティング、販売、サポートでも協力関係を作っていく、としている。