NTTデータ(9613)、米ファーストデータ・コーポレーション(FDC)、ダイヤモンドコンピューターサービス(DCS)、ディーシーカード(DCカード)の4社は20日、クレジットカードのプロセシング業務のアウトソーシングを行う合弁会社「日本カードプロセシング」を共同で設立した、と発表した。NTTデータの持つITノウハウにFDCの米国事例やDCSの技術力を組み合わせてEC対応などのカード処理サービス事業を提供する。
新会社は、DCカードとDCSが共同で開発したクレジットカード業務処理システムと情報系システムを統合し、これをベースに各社がノウハウを加える。高品質で安価なサービス事業とする計画で、ICカードやECへの対応をにらんだものになる。
3年後には次世代共同利用型プラットフォームを構築して大規模なアウトソーシングサービス事業に育てる、という。
東京都中央区築地6-19-20に本社を置く新会社の資本金は50億円。NTTデータ46%、FDC35%、DCSとDCカードがそれぞれ9.5%ずつを出資した。社長は、NTTシステム技術社長の田村堯弘氏が兼務し、3月1日から業務を開始する。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/profile/release/130220.html
・ダイヤモンドコンピューターサービス
http://www.dias.ne.jp/
・ディーシーカード
http://www.dccard.co.jp/
(市川徹)
2001/02/20
18:20
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