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三菱化学、米カリフォルニア大と先端技術開発で提携

  三菱化学(4010)は、先端機能材料と固体照明・ディスプレイの2分野で米カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)と研究開発提携を結ぶことで合意した。同大学内に三菱化学先端材料研究センター(MC-CAM)を設立し、デバイスの新デザインやEL(エレクトロルミネッセンス)などについて研究を進める。

  UCSBは先端機能材料の分野では世界でもトップクラスにあるといわれ、三菱化学は今後5年間にMC-CAMでの研究におよそ17億円を投資。研究成果は独占的に利用できるようになる仕組みだ。

  計画している研究開発は先端的なオプトエレクトロニクス材料やデバイスの新設計デザイン、有機半導体、EL、LED、TFT薄膜トランジスタ、レーザー、光通信用材料など。三菱化学は今後、研究成果を事業に反映することで、今までにない広範囲のビジネスにも着手する考えだ。

■URL
・三菱化学
http://www.m-kagaku.co.jp/
・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)
http://www.ucsb.edu/

(市川徹)
2001/02/20 09:12