NTT-MEは16日、東京23区全域を対象にした企業向けの高速インターネットサービス事業「メトロポリタンスーパーネット（仮称）」を今月末からスタートさせると発表した。1999年11月から東京・丸の内エリアで展開していた“丸の内スーパーネット”を大幅にエリア拡大するもの。4月からは新宿の京王プラザホテルの導入が決まっており、同ホテルは宿泊者向けにブロードバンド常時接続サービスを提供する計画だ。

　 メトロポリタンスーパーネットは光ファイ―バーを使い、1.5Mbpsクラスの場合、月額21万9,000円。IPアドレスを固定して提供するため、インターネットのWebを閲覧するだけでなく社外公開用Webサーバーの設置を含めたソリューションも可能だ。

　 導入を決めた京王プラザホテルでは1,500の客室で高速インターネット常時接続サービスの実施に踏み切る予定。

　 NTT-MEではシステムインテグレーションやデータセンターサービスも含めて、メトロポリタンスーパーネット事業で初年度200ユーザー、10億円の売上高を狙う。