セゾン生命のインターネット通販用サイト「セゾン生命ネット保険ショップ」は、1月18日から29日まで「生命保険オンラインサービスに期待すること」についてアンケートを実施し、その結果を公表した。有効回答数は6,659件、男女比はおよそ半々。

　 まとめによると、インターネットで生保の申し込みを経験したことがあるのは全体の約1.5％と少数にとどまった。ただ、「保険シミュレーション」や「用語集・辞典」を利用したことがあるユーザーがいずれも2割強あり、Webサイトのコンテンツやツールが活発に利用されていることがわかった。

　 保険商品が多様化しているなかで、比較や検討を行うWeb上のツールは利用されているが、それが実際の申し込みにはなかなかつながっていないともいえる。

　 その理由のひとつは、セキュリティー面にあるようだ。アンケートでは「オンラインサービスに対して不安に思っていることは」の問いに対して、「個人情報の漏洩が心配」との答えが42％を占め、圧倒的に多かった。しかし、その一方で「条件が合えばインターネットで申し込みも検討したい」との意見が3割強あり、今後のインターネット保険販売については前向きなユーザーが少なくなかった。