富士通(6702)は15日、次世代移動通信システムの開発部隊を横須賀リサーチパーク(YRP)に集結させる、と発表した。2002年3月に完成予定のYRP5番館にIMT-2000などに対応する同社エンジニア1,200人を集め、次世代移動通信システム開発の国内拠点に位置付ける考えだ。
現在富士通のIMT-2000関連開発のエンジニアは、川崎地区を中心とした首都圏6カ所に分散しているほか、地方の開発子会社にも在席している状態。このうちの事業部門と研究部門に所属する1,200人を一気に集約して、本格化する次世代通信への対応を万全なものとする考え。IMT-2000の世界2大方式であるW-CDMAとcdma2000の両方に取り組んでいく。
■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2001/02/15-2.html
・富士通もIMT-2000基地局装置を出荷~ドコモのサービスに照準
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2001/01/17/doc1690.htm
(市川徹)
2001/02/15
15:34
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