NTTコミュニケーションズ（NTTコム）は、同社データセンター（iDC）利用者を対象に通信速度が最大1Gbpsのインターネット接続サービスを今月下旬から開始する。データセンター向けでは日本初の超高速接続サービスとしており、ICP（インターネット・コンテンツ・プロバイダー）事業者向けに展開していく。

　 NTTコムのデータセンター内に設置したユーザーの通信設備を、「1000BASE-LX」のインタフェースで直接NTTコムのIPバックボーンネットワークに接続する仕組み。同社は2000年8月に買収した米Verio社のIPネットワークの統合を進めており、これによりグローバルなネットワークを利用した高品質なサービスが実現するという。

　 工事費は60万円。月額料金は、送信が100Mbps以下かつ受信が25Mbps以下の場合の400万円から。サービス開始当初は、東京・大手町で提供していくが、順次提供エリアを拡大していく考えだ。