マイクロソフトと日立ソフトウェアエンジニアリング（9694）は14日、eコマースに特化したソリューションを提供する「X-Business Solution Center（XSC）」を開設し、15日からサービスを開始すると発表した。日立ソフトの東京・浜松町オフィス内にセンターを構え、B2B（企業間）やB2C（企業・消費者間）など電子商取引に取り組む際の相談や各種ソリューション製品の紹介などを行う。両社が昨年11月に合意した提携に基づくものとなる。

　 センターでは、日立ソフトの専任上級技術者10人を中心に、約30人のエンジニアが対応。マイクロソフトのサーバー群やユーザーのニーズに合ったアプリケーションの性能評価や品質判定を行う。

　 また、各業種向けソリューションのセミナーなども開催する予定。両社は年間1,000社のユーザーを確保したい考えで、初年度で50億円の売り上げを見込んでいる。